《 猫の「下僕」の一人語り 》 (その1)「ある朝の風景」
【 初めに 】
私の主人の名は「アズキ」。 雑種猫です。
(出会い〉は——ウチに迷い込んできたところを保護した次第です。
年齢は5歳。 とにかくワガママで「噛み癖」がある〈暴君王子〉。
そんな「アズキ」様に仕え始めてはや5年。
いろんな事を経験してきましたので、
そのホンの一部を
気ままにのんびりと語っていきたいと思います。
【 目覚めの恐怖 】
「!?」
得体のしれない(異様な気配〉を察知して目覚めた私。
枕の上の頭を左へと倒して————
ふと、真横に視線をやると・・・
薄暗い空間に2つの緑の「球体」が浮かび上がります!?
「ゲッ!?」
主人の「アズキ」がガン見している!?
このまま(狸寝入り)をしていても
顔面を引っ搔かれてしまうので (今まで何回も痛い目にあっている!?)
急いで「ベッド」から飛び起きます。
「午前5時!?」
時計を見るとトンデモナイ時間です。 (そりゃまだ暗いはずだよ!)
このまま待たせると「爪攻撃」が飛んでくるので
とりあえず急ぎ足で
「主人」に従ってダイニングへと向かいます。
【ダイニングにて】
そこで待っているのは「大きな机」と4脚の「イス」。
と! 「御主人さま」はその机上にピョコンと飛びのり腹ばいになります。
「さあ。撫でろ。」
その無言の背中が・・・「下僕」の私に圧倒的な力で語りかけてきます。
私はおずおずと手を差し伸べて———
「御主人さま」の頭から背中を丁寧に撫でるのでした・・・。
こんな「朝の光景」が毎日穏やかに続いていきます。
〈主人〉である「アズキ」様と
〈下僕〉の「私」のいつもの何気ない「ルーティーン」。
そんな何気ない「心の交流」が
私に「安らぎ」と「癒し」を与えてくれるのです。 (つづく)
《 時を紡ぐ「音楽」:ポリスvol.2 》
【「ザ・ポリス」鮮烈デビュー!】
1978年10月———
「ザ・ポリス」の記念すべきファーストアルバム
「アウトランドス・ダムール」が発売されました!!
そのインパクトは鮮烈、衝撃的かつしなやかでシャープネス!
巷に広がる〈パンク・ムーブメント〉の真っ只中のイギリスで、
平均年齢28歳以上の「ジャズ」「プログレ」「ロック」などの経歴を持つ
3人の個性豊かで元気いっぱいなアーティストたちが・・・・・・
スティング〈b,vo 〉 (ジャズ・アーティスト)
スチュアート・コープランド 〈ds〉 (「カーヴド・エアー」)
アンディ・サマーズ〈g〉 (「ジ・アニマルズ」etc.)
「富と名声」を手にするため、
「世界のてっぺん」を獲るために結成したのが
このプロフェッショナル・バンド「ザ・ポリス」なんです!
そのサウンドたるや
「レゲエ」「パンク」「ジャズ」「ブリティッシュ・ロック」などの様々な〈様式〉と多彩でマジカルな〈リズムワーク〉がぶつかり合い、
その〈化学反応〉が織りなす計算不能の「疾走感」と「破壊力」と「抒情性」が
唯一無二の「ポリス・グルーブ」を無限に生みだすことに成功しています。
そこに乗るスティングの声は「ノスタルジー」と「切なさ」と「力強い説得力」と
底知れぬ「神秘性」を秘め、あらゆる人々の琴線を震わし感動を齎すんですネ。
【 ヒット・ナンバー&チャート・アクション 】
このアルバムからは《 3 大 ヒ ッ ト 曲 》の
「キャント・スタンド・ルージング・ユー」(79年 イギリス2位)
「ロクサーヌ」(79年 イギリス12位)
「ソー・ロンリー」(80年 イギリス8位)が生まれ、
アルバム「アウトランドス・ダムール」もイギリス8位を記録しました。
特に上記シングルの3曲は超有名な「メジャー・ナンバー」で、
「ポリス」を知らい人でも何処かで耳にしたことがあるんじゃないかな?
「キャント・スタンド・ルージング・ユー」
空間をタイトに埋めるdsにシャープな「ギター・カッテング」、
それに「スティング」の哲学的で示唆的な激渋ヴォイスが乗っかり
クライマックスに向かってクールに激しく潜航していく。
「ロクサーヌ」
「哀愁」と「レゲエ」と「ロック」の有機的融合による〈化学反応〉が、
恐るべき「爆発力」と「相乗効果」をよび、圧倒的な名曲へと昇華する。
「ソー・ロンリー」
その絶妙なタメで跳ねウネルる「リズム」と水流の如き「メロディー」。
そして「これでもか」と、どこまでも畳みかけてくるコーラスの超ドライブ感が
聴く者全ての「カタルシス」を開放する。
これら歴史に残る名曲群はこの時、生み出されたのでした。
《 隠れた名曲群 》
あとアルバムの中で個人的に一番好きなのは
⑦「トゥルース・ヒッツ・エヴリバディ」
イントロの「オオォ」の掛け声から始まるちらつく緊迫感。
コーラス部の「疾走感」が上記の掛け声とシンクロし
大きな「高揚感」が沸き起こされる感涙ものの「技あり曲構成」。
さらに間奏の荘厳な鐘の響きからイやでも連想させるられる
寂寥感の滲み出るそこはかとない「終末感」の演出は
スゴイの一言では語り尽くせない充実感に満たされます。
このように「トゥルース~」は、どこをとっても最高の楽曲で
個人的にはメジャー3曲に引けを取らない「名曲」だと思います。
後、《ライブ》では定番の演出的初期衝動全開の「ネクスト・トゥ・ユー」と
ドッシリ安定感抜群の「ホール・イン・マイ・ライフ」の2曲は外せません。
その他に
ミディアム・テンポが心地良い「ボーン・イン・ザ・50’s」
疾走感抜群でどこかプログレ風味の「サリーは恋人」
シンプルそうで複雑な「ピーナッツ」や「マソコ・タンガ」もお気に入りです!
とまあ! 振り返ってみて・・・
「アウトランドス・ダムール」の
全曲が大好きなコトに改めて気づかされたのでした!(笑)
《 時を紡ぐ「音楽」:ポリス 》
《 我が青春の『ザ・ポリス』!! 》
思わずこう叫んでしまうくらい〈中学~高校時代〉に聞きまくっていたのが
1980年代前半のイギリスを代表するスーパーバンド「ザ・ポリス」でした!
ではまず「メンバー」と「アルバム」紹介を!
アンディ・サマーズ(g)
スチュアート・コープランド(ds)
スティング(b,vo)
これぞシンプルなスーパー・トリオですね!
①「アウトランドス・ダムール」(78)
②「白いレガッタ」(79)
③「ゼニヤッタ・モンダッタ」(80)
④「ゴースト・イン・ザ・マシーン」(81)
⑤「シンクロニシティ」(83)
⑥「シングルス~見つめていたい」(86)
〈ポリス〉って・・・実質6年くらいしか活動していなかったなんて意外!
《 「ポリス」との衝撃の出会い! 》
中学生の時、初めて聞いたのが⑤に入っている「見つめていたい」で、
「タン! タン!」とスチュアートのタイトでストイックな「乾いたスネア」が
正確無比に「ミディアム・テンポ」を叩き続ける中———
アンディの「アルペジオ」ギターが清流の如く流暢に「空間」を埋めていく。
そしてドッシリと心地よいリズムで低空飛行する「ベース」に乗って
僅かな甘さと懐かしい風味の琴線に響く「メロディーライン」を
「スティング」の激渋ヴォイスが厳かに滔々と歌いあげる・・・
「この世にこんなに良い曲があったのか!!」
もう一発でノックアウト! 心を・・・イや、「魂」を揺さぶられました!
因みにこの「見つめていたい」は英米で1位を獲得し(米では長期独占!)
モノクロでセンス良い「PV」もMTVでヘヴィー・ローテーション!!
アルバム「シンクロニシティ」も世界中で大ヒットを記録。
空前絶後の波にのり、飛ぶ鳥を落とす勢い、猪突猛進! 八面六臂!
「ザ・ポリス」が名実ともに世界を代表するロックバンドに成長し、
〈世界の頂点〉へと上り詰めた瞬間を
リアルタイムで目の当たりにすることができたのでした。超幸せ!
そして———ここから私の「ポリス旅」が始まるのです。
《 「ポリス旅」の始まり 》
よし! 「ポリス」の曲を全曲聴きたい!
ということで、時を一気に遡って
デビューアルバム「アウトランドス・ダムール」へと辿り着きます。
「さあ! 心して聴くぞ!」
期待値は最高のヴォルテージ!
この時点で〈心のレッドライン〉を余裕で踏み越えています。
そして————
ワクワクしながら「CD」のプレイ・ボタンを押すのでした————
《 宝箱の中の「絵画」たち 》
我が心の〈癒し〉の「本」「音楽」「映画」「アート」——
これらは【深い深い心の平穏】を私にプレゼントしてくれます。
そう、この4つは——〈空間〉や〈時間〉を超越し、
いつでもどこでも《癒しの世界》に誘ってくれるのです。
そして、ふと気づくと〈秋〉は始まったばかり
〈秋〉・・・・・・〈秋〉といえば「芸術の秋」ですネ!
ということで今回は「芸術」についてを
気の向くまま感情が赴くままに語っていきたいと思います。
【 絵画への誘い 】
「芸術」といっても様々なジャンルがありますが——————
いちばん好きなのは「絵画」! その中でも「洋画」です!
なぜなら「色彩と空間の魔術師」たちが、
見る者を 《 「創造」と「情緒」と「感性」の世界 》へと
トリップさせてくれるからです。
私の場合はそれが海外の「絵画」の場合が多く——————
気が付くと「洋画」へと目が吸いつけられてしまうんです。
【 好きな画家 】
〈バロック美術〉からは「レンブラント」や「フェルメール」などの
オランダ系の画家さん達がお気に入りです。 超ミーハー!(笑)
〈写実主義〉では————
「クールベ」に夢中。
「ミレー」「コロー」などの『バルビゾン派』にも心惹かれます。
そして忘れちゃいけないのが「マネ」!
『笛を吹く少年』! 最高! 大好きです!
〈印象派〉の「モネ」や
その前の「画家」たちへの愛がとっても大きいんです!
その後の————
〈抽象表現主義〉~〈21世紀美術〉については「熱意」と「知識不足」で、
これからどんどん学んでいきたいところです。
とまあ、ざっとこんな感じで————
自分の大好きな「画家さん」達を挙げてみましたが
語っているうちに更なる「興味」と「熱意」が沸き上がり、
やっぱり「絵画」って[素晴らしいモノなんだ!]っていう気持ちが
体中に満ち溢れて・・・もう興奮が止まりません!
テンション爆上がりです! (笑)
まあ、こんな感じでこれからも
いろんな「絵画」や「画家さん」達のことを
徒然に語っていきたいと思います。
《 「映画」と追憶の日々 》
「本」「音楽」「映画」「芸術」————
これらは〈心の癒しの友〉です。
これらに触れると・・・
いつもフワッと心が浮遊し、一日の「ストレス」が抜けていきます。
そんな〈癒しの友〉の中で
今回は「映画」について徒然に語っていきたいと思います。
さて、「映画」といっても幅広いジャンルがありますが、
基本〈海外映画〉がとっても好きで―――――
「SF」「アクション」「ファンタジー」「スパイ・スリラー」「インディーズ」
「サスペンス」「伝記」「ギャング」「西部劇」「ラブロマンス」「ホラー」
などなど、よ~く考えるとどんな「作品」も見ています。
振り返ると・・・幼稚園くらいの頃から家族とよく見に行って
とにかくドはまりしていたことを記憶してます。
「SF」としては————
「スーパー・マン」「バットマン」などの〈「DC」映画〉!
となるとモチロン「スパイダーマン」「アイアンマン」
「キャプテンアメリカ」「アベンジャーズ」などの〈「マーベル」映画〉!
その他無限に挙げられます。
「アクション映画」では————
ヌンチャク振り振り「アチョ~!」と、小学生の時に夢中になった
「燃えよドラゴン」「ドラゴンへの道」などの〈ブルース・リー映画〉!!
その後に続く「酔拳」「笑拳」「ヤングマスター」「プロジェクトA」
「ポリスストーリー」などの大人気〈ジャッキー・チェン映画〉!
「ロッキー」「ランボー」「エクスペンタブルズ」シリーズ!
そして忘れてはいけない「アーノルド・シュワルツェネッガー」映画!
ざっと思いつくだけでも軽くこれだけの「先品」が思い浮かびます。
そんなこんなでこれからも————
好きな「監督」さんのコトやいろんな「作品」、
おススメの「映画」などを
心ゆくまでひたすら語っていこうと思っています。
《 時を紡ぐ「音楽」 》
「本」「音楽」「映画」「絵画」
——この4つが私の心に「癒し」と「潤い」を与えてくれます。
ハードな一日の終わりに〈安らぎのひと時〉をもたらしてくれるのです。
その4つの中で今回は「音楽」にクローズアップしていこうと思います。
で! 「音楽」といってもいろんな〈ジャンル〉がありますが
私は《 洋楽 》一筋で―――――
「ロック」「プログレ」「ニュウー・ウエイブ」「AOR」「ハードロック」
「ネオアコ」「パワーポップ」「テクノ・ポップ」などが好きですネ。
特に大好物は【80~85年代のUKロック】!!
ちょうど中学~高校生の頃に聞いていた「UKロック」への思い入れが強く、
大人のなってからもその年代の「CD」や「楽曲」を優先的に収集してます。
なんせ大人買いができますからネ! (笑)
その中でも特に大好きだったのが「ポリス」です。
高校時代にすべてのアルバムを集めてガンガン聞きまくりました。
タイトでストイックなステユワート・コープランドの「ドラム」
無限に広がる空間をふわっと彩るアンディ・サマーズの「ギター」
芯が太くどこまでもドライブする「ベース」を奏でながら
琴線に触れる抒情的なメロディーを歌い上げる「スティング」の
心に染みこむ「ミラクル・ヴォイス」!
どれをとって「クール」で「ホット」で「プロフェッショナル」で、
世界の頂点に君臨した超かっこいい〈スーパーバンド〉だと思います。
そして、その「好き」がこうじて「ポリス」の〈コピーバンド〉を組み
ただひたすらに練習していました。
「ポリス」を聴くたびに————
その時の「楽しかった思い出」が心にに甦ります!
その度に「熱いもの」がこみ上げてきます。
いや~「音楽」ってホント良いものですね!
いろんな〈サウンド〉を聞くたびに
それを聞いていた「年代」へとタイムスリップさせてくれます!
これぞまさに《時を紡ぐ音》!!
ということで、これからもいろんな「海外音楽」を
心の赴くままに語っていこうと思います。
《 心に〈柔軟剤〉投入!! 》
【 ちょこっと一休み 】
毎日の仕事やストレスでカチコチに凝り固まった心を
ちょこっとだけ一休みさせたい・・・
そんな時には
「本」「音楽」「映画」「芸術」!!
この4つの楽しいジャンルが私に〈癒し〉を与えてくれます!
てなことで!
自分自身の心に〈柔軟剤〉を投入!!
大好きなコトを徒然に語って
ちょこっと「癒しの時間」を過ごしたいと思います。
【 好きな作家さん:海外 】
因みにどんなモノが好きかというと————
「本」でいえば
「本格ミステリー」が大好きで、
その中でも〈1920~60年までの海外ミステリー〉なんて超最高!
特に1930年代の「ミステリー黄金期」が大好物!
作家さんで言えばド定番の「コナン・ドイル」に「モーリス・ルブラン」!
〈黄金時代〉ベスト3の「エラリー・クィーン」「アガサ・クリスティー」
「ジョン・ディクソン・カー」(カーター・ディクソン)がお気に入り!
そして「アントニー・バークリー」「ヘレン・マクロイ」
他には「オースティン・フリーマン」「ロス・マクドナルド」etc
【 好きな作家さん:日本 】
日本の作家さんでは「笠井潔」の〈哲学ミステリー〉が絶品!
「三津田信三」「京極夏彦」「北森鴻」などの〈民俗学ミステリー〉も最高!
「高田崇史」の〈歴史ミステリー〉には超脱帽!
そした「青崎有吾」の清々しい「論理性」に唸ります。
他に「柄刀一」の〈ファンタジー・ミステリー〉にもドはまりです
あと、「法月綸太郎」「周木律」の緻密感も気持ちいいです!
ここ最近では「白井智之」「阿津川辰海」「夕木春央」なども読んでます。
【 〈癒し〉は続く 】
このように今回は大好きな作家さんの一部を奔放に大胆に
好き放題書き綴りましたが・・・
またおいおいこれからも各「作家さん」や「作品群」についても
自分の好きなコトを語っていきたいと思います。
あ! 忘れてはは行けない、「音楽」「映画」「芸術」もネ!
ということで――――
〈癒しの時間〉はまだまだ 続いていきますyo!